近年、大企業のみならず、多くの中小企業や士業、病院など自社サイトがあるのが当たり前となった。

果たして小さい規模の企業や士業、病院で、自社サイトが必要なのでしょうか?

Webサイトを開設したからと言って、すぐに売上が上がることはない。

Webサイトの制作費や運営費用分のコストがかかる。初期投資としては

決して安いわけではない。

世の中にインターネットの環境がこれだけ普及しているが、実際のところ

自社サイトは、必要なのだろうか?

1、インターネットから認知度を上げる

実際にWebサイトから直接売上が上がらいというのは、よく耳にする話ではあるが、

企業ブランドとして考えた場合は、とくに中小規模、士業、病院などの認知度を上げる

ためには、Webサイトは必須ツールである。

Webサイトが直接売上をあげていなくともあなたのビジネスを世の中に

認知させるには、今や自社サイトがないと認知されないわけで、あなたのビジネスの存在が認知されない

と言っても過言ではない。

これは、間違いない事実ではないだろうか。

仮にあなたの「ビジネス+地域名+会社名」で検索したユーザーが見つけたサイトが

住所と電話番号だけの無料サイトに掲載されていたとしても、

ユーザーが求めている情報には辿りつかず、恐らく、他社のWebサイトへと遷移してしまうだろう。

この時点で、あなたはビジネス機会を逃してしまうことになる。

だれのために情報を発信するのか、だれに見て欲しいのかを考えた場合、

あなたのビジネス企業サイトが必要であるということが

お分かりいただけると思います。

2、ユーザーが求めるWebサイトとは

企業によってWebサイトの目的も様々です。

自社商品を紹介し、販売するサイト。

採用情報を掲載し、良い人材を獲得するためのサイト。

自社サイトで商品を売ることは、非常に難しく、実店舗同様に

競合他社がひしめき合っています。

自社サイトで商品を購入してもらうには、自社のサービスや商品情報など

他社よりも魅力的であり、ブランディグも必要です。

例えば、実店舗で購入経験があるリピート客は、店舗まで

足を運べない時に購入する手段としてあなたの自社サイトから購入したいと

思うリピート客も存在するかもしれません。

ユーザーの求めるサイトがあることで、あなたのビジネ機会が広がるのです。

3、なぜ必要なのか

上記の例からも自社サイトの目的は、潜在顧客を獲得するためではないでしょうか。

企業にとってWebサイトの運営の目的を明確にし、だれのために必要なのか、

今一度、見直すことで、自社サイトの必要性がわかるはずです。

インターネットを通じて世の中に自社の存在を示し、直接的にサイトで売ることだけ

ではなく、実店舗に足を運んでもらう手段の1つ、自社の営業ツール(営業マン)として

また、潜在顧客の問題解決ツールとして企業サイトが果たす役割が

存在するのではないでしょうか。